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2018/07/29 up

【7月26日】「杉田水脈氏の議員辞職を求める自民党本部前抗議に関して」

NPO法人東京レインボープライドでは、あらゆる多様性を尊重し、様々な意見の方にご参加いただけるよう、
特定の政党や考え方に偏ることなく、フラットな場づくりや発信を行ってきました。
ひとつひとつの意見は全て尊重すべきであると、そのスタンスはこれまでもこれからも変わることはありません。
しかし、7月18日発売の『新潮45』8月号で発表した『「LGBT」支援の度が過ぎる』と題した杉田水脈議員の論考は、
明らかな事実誤認が多数見られ、「多様な意見のひとつ」ではなく、事実無根の間違いです。
「生産性」という基準で、生きている価値のある人間と価値のない人間を選り分ける優生思想につながる杉田議員の言説は、
右や左という次元をはるかに逸脱しており、政治家という立場でこのような無理解な発言を続ける、
その社会的な影響力を考えると看過することはできず、当団体としても今回初めてこのような行動を取る判断をいたしました。

今までパレードを応援し、ご参加いただいた方の中には、今回のような今までと違うアプローチに驚かれたり、
残念に感じられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今後もセクシュアリティにかかわらず、
すべての人が自分らしく誇りを持って生きていくことができる社会の実現を目指して行くことに変わりなく、
またその為にも、今回は声を挙げる必要があったことをご理解いただければ幸いです。

当日のTRPスピーチ全文はこちらから↓
https://tokyorainbowpride.com/news/9631/