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2019/05/24 up

【TRP2019無事終了!】

5月6日をもちまして『東京レインボープライド2019』を閉幕いたしました!

●プライドフェスティバル Day1 約120,000人(パレード参加者含む)
●プライドフェスティバル Day2 約80,000人
●パレード参加者 10,915人
●プライドウィークイベント 約4000人 (約70イベント)

総動員数約204,000人

予想をはるかに上回る方々にご来場いただきましたが、大きなトラブルなく無事この10日間を終えることができたのも、
ご協力いただいた皆様のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

LGBTQの当事者(ご存知の通り『当事者』と言っても様々な方がいらっしゃいます)はもちろん、
アライの方々、新宿二丁目をはじめとする各店舗のママさん、ドラァグクイーンの方々や各イベント関係者。
警視庁、大使館、政治家、東京都や渋谷区をはじめとする行政、代々木公園、各スポンサー企業の皆様、
ご出演いただくアーティストの皆様、パレードコースの各店舗や商店街、路線バスetc.

ここでは挙げきれないほど様々な方に沢山のご協力をいただきながら、
一つでも、少しでも、皆様の想いに応えたいと必死で準備をしてまいりました。

規模の拡大に比例して、その責任の大きさやプレッシャーも高まるばかりではありますが、
信頼できる最高の仲間たちと、時には激しく意見をぶつけ合いながらもここまで駆け抜けられたことを嬉しく思うと同時に、
関わるすべての方へ感謝の念に堪えません。

また今回はLGBTの権利活動の原点とも言われるNYストーンウォールインの暴動から50年、
日本のパレードがスタートしてから25年という節目の年。
改めてLGBTを取り巻くこれまでを振り返り、これからを考える貴重な時間となれたことも非常に貴重な経験となりました。

個人的に嬉しかったのは、パレードの先頭を歴代のパレードや活動に関わられてきた大先輩たちと共に歩けたこと。
皆さん、同窓会のようにはしゃぎながら楽しそうに行進されている姿を見て、
なんだか僕もとっても嬉しい気持ちになりました。

最高齢の方はなんと90歳!
45年共にするパートナーの方とご参加いただきました。
一方で、僕はまる半年を迎えた我が子を連れてのパレードということもあり、なんだかいろいろ感慨深かったです。

今回改めて感じたことは、これまでにあった嬉しい出来事も、悲しい出来事も、何ひとつとして無駄なことはなく、
その大小様々な全てが積み重なって今があるということ。
今までも感じてはいましたが今回でより一層リアルに体感できたことは貴重な経験です。
このかけがえのない大切なバトンを次世代にしっかりと繋げられるよう、
これからも自分にできることを精一杯務めたいと思います。

「えっ?パレードって同性愛の人たちがやってる過激なデモでしょ!?僕には関係ないから…」

と頑なに参加を拒否していた自分がこんな形でパレードに関わる日が来るとはなぁと。苦笑
人生は本当に何が起きるかわかりませんねww

至らぬ点も多々あったと思いますので、是非忌憚なきご意見をお聞かせくださいね。
今後に必ず繋げます。
こんな僕ですのでこれからも是非ビシバシご指導のほどよろしくお願いいたします!

皆さん本当にありがとうございました!

(杉山文野より)