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2019/10/29 up

【10月26日】台灣同志遊行2019

10月26日に行われたアジア最大のプライドである『台灣同志遊行2019』に参加して参りました!TRPとしてフロートを出すのは今年で7回目。光栄なことに、今回は6つに分かれたグループのひとつ、青グループの先導車を任せていただきました。これは長年培ってきた台湾と日本のプライドの信頼と友好の証であると、非常に嬉しく思います。

台湾は今年からアジア初の婚姻平等がスタートしたということもあり、例年以上に熱気に溢れ、参加者は過去最大の17万人とのこと。(TRPフロートもおおいに盛り上がりましたよ!)

パレード前日には、台湾初となるトランスマーチが開催され、こちらも日本チームのみんなとトランスカラーのフラッグを掲げて一緒に参加して参りました。予想以上の参加者の多さにビックリでした。

今回僕は少し早めに台北入りし、台湾伴侶権益推動連盟(TAPCPR :The Taiwan Alliance to Promote Civil Partnership Rights)
主催のアジアにおける婚姻平等化とトランスジェンダー運動のシンポジウムに登壇させていただきました。台湾、韓国、香港、ネパールなどなど、各国のLGBTQに関する現状と課題を共有、婚姻平等に向けたプロセスもトランスジェンダーの課題も、 違いはあれど、どこの国も非常に似たような状況にあることがわかりました。
婚姻平等が少しずつ現実となり、同性愛者に対する理解には進展が見られる一方で、トランスジェンダーの課題は置いてきぼり、、、進まないどころか排除が加速している。これは先日アテネで行われたインタープライドの会議でも同じ議論がされるなど世界共通の課題とも言えます。

どんなに願っても、平等な権利はある日突然空から降ってくることはありません。ひとつひとつアクションを起こし、ひとつひとつ勝ち取ってきた。そうやって歴史はつくられ、またこれからもつくって行かなければいけないのだな、と各国の報告を聞きながら改めて感じました。
状況が似ているからこそ、連帯して解決できることもたくさんあるはずです。

台灣平權!日本跟進!

アジアの先陣を切ってくれた台湾に負けじと日本も頑張りたいと思います!
個人的にはもうすぐ1歳になるうちのチビちゃんの初海外旅行ということもあり、パレードの翌日には台北市内で一緒にゆっくり過ごせたことが嬉しかったです。(一年って本当にあっという間だなぁ〜)

フロート&Tシャツのサポートだけでなく、日本から多くの社員の皆様とかけつけてくださった株式会社チェリオコーポレーションの皆さん、台湾と日本の架け橋としてご尽力いただきました鈴木賢さん、フロートを盛り上げてくださったドラァグクイーンの松坂牛子さん、インガ・ペルセフォネーさん、GRAMMY TOKYO DJチームのみなさんをはじめ、ご協力いただいた全ての皆様に感謝です。

本当にありがとうございました!

(杉山より)