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2017/10/01 up
【９月２７日～３０日】ブータン視察旅行
京都にある妙心寺・退蔵院副住職の松山大耕さんにお誘いいただき、ブータン視察旅行に参加させていただきました。
初日からブータン仏教の最高指導者Je Khempo師が２５年に一度執り行う大祭に参加させていただいたり、皇太后様にお会いさせていただくなど、とても貴重な経験をさせていただきました。
現国王の従姉妹にあたるAshi Kesangさんはビックリするくらいフランクな方でブータンのLGBT事情などもお話しすることができました。
ブータンでは婚姻制度自体を使う比率が５０%以下と非常に低いとのこと。
その代わりに、同じ屋根の下に暮らす者は同性異性関係なく家族とみなす共通認識があると。
法整備という点ではまだ行き届かないところもあるけど、基本的にはブータンの人々はセクシュアル・マイノリティに関してとても慣用であるとおっしゃっていました。
現地の当事者の方にお会いすることができなかったので、これだけが全てではないかと思いますが、それでも皇族の方の生のお声として聞くことができたのは貴重な情報です。
LGBT関連だけでなく、日本だと考える機会が少ない宗教についても、肌で感じながら、またいろいろなお話をさせていただきながら、自分なりに考えさせられる時間となりました。
皆様本当にありがとうございました！
（杉山文野より）